マンダガー、ミミロップガー、ヤミラミガーとORAS発売当初は騒がれたものである
 しかし現実、上位環境はガルーラばかり!ORAS要素皆無の構築が蔓延するORAS環境!なんという矛盾!
 パンプりんは激怒した。XY環境から零度スイクンと投げガルが消えただけやないか!


 というわけでね
 シーズン8の途中ですが、ORAS要素満載の構築でとりあえず人権はあるだろうレートに乗せることができました
2114 bro
※追記:2200達成ならず、この構築での最高レートは2177でした
 

 今回使用したPTがこちらです
salamencemamoswinemagnezone
serperioremboarsamurott
  • ボーマンダ@ボーマンダナイト
  • マンムー@気合いの襷
  • ジバコイル@拘り眼鏡
  • ジャローダ@ゴツゴツメット
  • エンブオー@とつげきチョッキ
  • ダイケンキ@オボンの実
PTを組むまでの経緯

 ジバコマンダ
を主軸に、マンムーと今年1月に解禁されたイッシュ御三家の夢特性ポケモンを全部突っ込んでやりました
 元々はエンブオーダイケンキの枠がエンテイスイクンで最初はそれで潜っていたのですが、単タイプ大杉ィ!先制技少なすぎィ!と思ったので可能性を感じたこの2匹を採用しました(見栄え重視7割)
 選出率はジャローダが一番高く、次点でマンダエンブオーという感じですね
 基本選出は打点重視のジャロジバコマンダかメタ重視のジャロエンブオージバコorダイケンキです
 意外にも御三家セットで選出するパターンが多々ありました。その際の勝率も中々高かった気がします

PT詳細

メガボーマンダ
【特性】威嚇→スカイスキン
【性格】いじっぱり
【努力値配分】H4 A252 S252
【実数値】171-205-100-×-100-152 →171-216-150-×-110-172
【技構成】捨て身タックル/空元気/地震/竜の舞

 このPTの主力ですね。ジャロのサポートからこいつで無双するのが基本です
 基本的に受けルなどのバナがいるPT、ガルドやカイリューがいるPTに対してよく選出していた気がします
 終盤では流行り始めた毒羽マンダに変更しました

マンムー
【特性】厚い脂肪
【性格】おっとり
【努力値配分】A68 C252 S188
【実数値】185-159-90-134-80-124 
【技構成】フリーズドライ/地震/氷の礫/がむしゃら

 がむしゃら
フリドラを両立している、通称沼ンムー。重い敵をこいつで粉砕します。Wロトムが全体的に重いので一貫しやすいフリドラを採用し、努力値をCにぶっぱしました
 相手の礫読みのがむしゃら→がむしゃらが決まるとほぼ勝ちが確定します
 選出率は低めです。ゲッコウガがいるとがむしゃら礫で処理するために無理をしてでも先発で出していました。受けルに対しては基本的にクッションとして選出しました
 そして、マンムーが刺さっていない構築は少ないので、このポケモンは選出誘導をしてくれます。こいつを初手で潰しにくるガルーラを後述の対ガルーラ用ジャローダでボコボコにするという算段です
 なお、途中でスカーフマンムーに(ry

ジバコイル
【特性】アナライズ
【性格】ひかえめ
【努力値配分】H220 C252 S36
【実数値】173-×-135-200-110-85
【技構成】10万ボルト/ボルトチェンジ/ラスターカノン/トライアタック

 マンダが苦手なクレセリアスイクンをキャッチして潰します。トラアタはやはり重いミトムサンダー意識です。水+地面の並びに対して安定して打てるのでとても便利でした。DLポリ2のトラアタに匹敵する火力を出せるので侮れません

ジャローダ
【特性】あまのじゃく
【性格】おくびょう
【努力値配分】H244 D12 S252
【実数値】181-×-115-95-117-181
【技構成】リーフストーム/光合成/リフレクター/蛇睨み

 その名もパンプりんジャローダ改改
 このPTのです。物理受け・起点作り・抜きエースを同時にこなす凄いヤツです
 努力値はD>B調整でやはりDLポリ2対策です。Bに振るメリットもそこまでないのと、裏のエンブオーの負担を少しでも減らすためでもあります
 リフレクとゴツメを用いて対面から鉢巻ガブ・カイリューガルーラを狩ることができます。個人的にはジャローダの型の結論だと考えています

エンブオー
【特性】捨て身
【性格】いじっぱり
【努力値配分】H44 A212 D252
【実数値】191-187-85-×-117-85 
【技構成】アームハンマー/フレアドライブ/ワイルドボルト/不意打ち

 ゲンガー
ボルトロスナットレイサザンドラウルガモスなど多くの厄介なポケモンを見ることができます。特に鬼火が効かないので不意打ちも通りやすく、祟り目ゲンガーに対しては滅法強いです
 基本的にはジャローダの補助で、ジャローダの苦手なめざ氷持ち電気タイプのめざ氷に後出しして、捨て身補正フレドラで大きな圧力をかけることができます
 そして、この豚の真価は対ポリ2クチート性能にあります。ジャローダポリ2対面でポリ2に後出しして、アームハンマーを撃つことで自身のSを下げ、トリルを展開したポリ2を再び上から殴って処理できます。さらに後続のクチートに対しても上からフレドラを放つことができ、威嚇込でも乱数25パーでH252振りクチートを落とせます。余裕があるなら一旦引いてトリルが切れるのを待ってもいいし、落とせなくてもジャローダのゴツメで判定勝ちできます
 ただ、反動技ばかりなので、HPの消耗が激しかったです

ダイケンキ
【特性】シェルアーマー
【性格】のんき
【努力値配分】H244 B252 C12
【実数値】201-120-150-130-90-80(妥協)
【技構成】アクアジェット/熱湯/冷凍ビーム/アンコール

 シェルアーマー
という特性を生かすべく、物理受けとして起用しています。ガブマンムーやアローを見る等、役割はスイクンと似ていますが急所に当たらないという個性があります。もう一度いいます。急所に当たりません。その点でジャローダのリフレクと凄く相性がいいのです 
 ジャロとガブの対面で剣舞を積まれて、こいつはラムくせーなと思ったらこいつで逆鱗をキャッチして処理できます。スイクンと違って火力が高いので、冷凍ビームで無振りガブリアスを62.5%の乱数で落とせるのが大きいです。落とせなくてもアクジェという保険もあります
 アンコールで本来役割対象ではないゲンガーやクレセリアの処理に貢献したりする場面が割と多かったですね
 イッシュ御三家の中で夢特性が不遇だとか言われていましたが、シェルアーマーが勝利に導いてくれた試合も多々あったはずです。縁の下の力持ちです。かなり使いやすいポケモンだったのでぜひ使ってほしいですね