sakasa

はじめに

 
 久しぶりの構築記事となります

 シーズン5のスペシャルレートはさかさバトルです。僕はXY、ORASで「どうせガルモンだし!」という食わず嫌いで偏見まみれの理由で、さかさバトルを一切やったことがなかったので、今回が実質初のさかさバトル参戦となりました

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 今期もトップを狙ってましたが、最終最高1868、16位というまずまずな結果に終わってしまったのが残念です
 しかし、最終日の2ページ目付近は結構活発だったのでさかさ素人にしてはよくやった方でしょう。シングル61だったらこうはいかんけどな!!

構築を組むにあたって


 サンムーンでガルーラは見事にナーフされ、第7世代さかさも第6世代ほどガルモンではなくなりましたが、個人的にとても酷い環境でした。なにせ、特殊が強すぎる。コケコテテフポリZなどの高火力特殊アタッカーを受けるのは非常に困難で、隙を見せれば一瞬でゲームエンドなので、満足にガルーラ対策の物理受けを使うことも許されません

 そういった過酷な環境の中でどうすればいいかを考えました。まずは隙を見せないこと、そしてコケコやスカーフを撒いたテテフやポリZを上から叩くこと。これを意識して構築を組むことを心がけていました 

 まずはメガ枠です。メガガルーラは確かにサンムーンさかさでも強力なポケモンで、メガシンカでは採用率1位のポケモンです。つまりガルーラの数が多いので、ガルーラを使うよりはガルーラに強いポケモンを使いたいと考えました。そこで、唯一ガルーラに勝てるメガシンカポケモンであるメガボーマンダをメガ枠として迎え入れました

 すると、当然物理受けを呼んでしまうので、投げられた物理受けから相手を崩していくために非常に通りのいいメインウェポンと、S100というこのルールにおいては最低限度の素早さを持ちながら蝶の舞という最強の積み技を持つウルガモスを採用しました

 さらに、この2体を補完する形で、ゼブライカカビゴンバンギラスの採用が決まりました

 最後に、クレベラッキー等の受けサイクルの崩しとストッパーや初手の誤魔化などを全てこなせるコンパクトな汎用性の高さを見込んで、襷カプ・テテフを投入しました

 雑ですが構築の経緯としてはこんな感じです。サンムーンさかさでは、いろんな物理受けを試してきましたが、さかさバトルでは物理受けは物理受けにとどまらないことが何よりも大事だったと思っています

個別解説


ボーマンダ@ボーマンダナイト

240 (8)

【特性】いかく
【性格】ようき
【実数値(努力値)】191-159(28)-101-×-125(196)-148(116) 
【技構成】すてみタックル/どくどく/はねやすめ/てっぺき

 ・調整
 HD:16n-1  無補正カプ・コケコのZ10万ボルトを確定耐え
 S:最速ガブリアス抜き

 ガルーラを後だしからボーマンダで見ることを可能にする、をコンセプトに考案した
 ガルーラがゴツメ枠でしか対策できない場合、ゴツメ枠の選出を強要され、ガルーラ入りに対して柔軟な選出ができないためボーマンダをガルーラに対して強い個体にする必要があった
 HDに振ることで、初手のカプ・コケコやテテフなどに対してある程度の行動保障を持たせることができ、先発性能が向上する
 そして、リサイクルカビゴンに対する回答のひとつにもなる。免疫カビゴンはほとんどいなかったので、毒と鉄壁が非常に有効である。実際に刺さった場面には遭遇しなかったが、そういう立ち回りを想定できるのは選出段階においては心強い
 ワンウェポンはテテフやポリZを葬るために捨て身一択

ウルガモス@ムシZ

240 (10)

【特性】むしのしらせ
【性格】おくびょう
【実数値(努力値)】175-×-91(44)-167(92)-126(4)-167(252) 
【技構成】ほのおのまい/むしのさざめき/みがわり/ちょうのまい

・調整
 HB:16n-1  控え目カプ・テテフのサイコフィールド下のサイコショック確定耐え
 S:最速

 攻撃性能において、このポケモンより強いポケモンは存在しないだろう
 虫タイプの通りは非常に良く、積むことでスカーフ持ちのテテフやポリZを抜くことができるSを持つため環境に刺さっている
 テテフ対面で安定して蝶舞を撃てるようにするために、控え目サイコショック確定耐えまで振った。この調整が活きる場面は腐るほどあった。相手のサイコフィールドで先制技で止められなくなるため、テテフ対面から一気にイージーウィンという試合は最も多い勝因のひとつだった
 特性はほのおのからだではなく、虫タイプの通りの良さを最大限活用するため、むしのしらせを選択。みがわりとも相性が良く、火力が不安な時はみがわりをしらせ圏内まで使い、しらせを能動的に発動させることができる
 このみがわりという技は、ブラッキーポリゴン2などのどくどくをもっているポケモンを確実に起点にするためには必須だった。ちなみにこのガモスの身代わりは一致イカサマを耐える。有利対面で身代わりを撃つことで、後だしされるガモスより早いスカーフ持ちのポケモンを返り討ちにできる。トリル構築への対策にもなり、トリラーとの対面でこの技を見た瞬間降参する人も多かった
 残りのウェポンとして、汎用性を考えた上で挑発ブラッキーに強くするために炎の舞を選択。ほとんどさざめきで事足りるのだが圏内の相手に対しては撃ち得だし悪い技ではないと思う

ゼブライカ@こだわりスカーフ

240 (5)

【特性】そうしょく
【性格】ようき
【実数値(努力値)】150-152(252)-108(97)-90-83-170(148) 
【技構成】スパーク/ボルトチェンジ/にどげり/すてみタックル

・調整
 A:スパークでガブリアス及び、エレキフィールド下のカプ・コケコを確定1発
 HB:陽気キノガッサのテクニ補正マッハパンチ確定2耐え
 S:最速ガブリアス抜き

 野性で捕まえたばかりの個体みたいな技構成してるやつ
 テテフを確実に倒せる電気枠として採用。上からのにどげりによってスカーフだろうが襷だろうがテテフを黙らせることができる。初見だとマイナーポケモンに精通していない対戦相手は読めないだろう
 特性はジャローダやガッサに強くなれる草食を選択。このポケモンはひらいしんとでんきエンジンを有しているため、電気技の使用を抑制することが可能である
 スパークという変な技の採用理由のひとつとしてそのガッサ対面が挙げられる。相手はほとんど襷持ちなので、ワイルドボルトを撃つ必要が全くなく、さらに反動で調整が崩れてしまう。ガブリアスもコケコもスパークで落ちるため、ワイルドボルトを採用する理由がほとんどないのだ。さらにこの技は麻痺させる確率が3割と高く、撃てばだいたい麻痺してくれるため、身代わりウルガモスの起点作りに貢献してくれる
 電気タイプの特権であるボルトチェンジももちろん採用。物理受けポケモンを読んで撃つことでガモスの起点を作れる。ただ、身代わりを一回使用したガブリアスを下降補正ボルチェンで確定で落とせないせいで撃てずに負ける試合があったので、下降補正はかけない方がよかったのは反省点である
 最後にドサイドンやウツロイドへの打点となる捨て身タックルを採用。このポケモンはさきどりを覚えるが、有効な相手がいないため必要ないと思いこちらを優先した

カビゴン@ゴツゴツメット

240 (7)

【特性】あついしぼう
【性格】わんぱく
【実数値(努力値)】267(252)-130-128(252)-×-130-51(4) 
【技構成】ひみつのちから/ねむる/あくび/ねごと

・調整
 なし

 バシャーモにも強いゴツメ枠として採用。環境に存在するカビゴンはほとんどくいしんぼうなため、あついしぼうは読まれにくく、バシャーモを腐らせることができた
 あくびは起点回避と、起点づくりをこなせる最高の技である。この技でウルガモスへ繋ぐのはよくあるプランのひとつ。特殊環境なのでガルーラに上手く合わせられず、物理受けが役に立たない試合は多いが、特殊耐久があり欠伸を持つことで後だしされうる特殊アタッカーに対して隙を作らないこのポケモンは物理受けとしてとても優秀だった
 役割集中に多少強くするため、眠るを採用。同時に眠っても仕事ができるねごとも登載した。キノガッサへの対策にもなりこれらの技が活躍する機会は多かった。あくびを撃つことで眠る隙も作りやすかった
 ワンウェポンとしては秘密の力を採用。このポケモンはのしかかりを覚えるので採用理由はただひとつ、非接触だからである。相手のゴツメ枠やガブリアスから無駄なダメージを受けないのは大きかった。ただ、麻痺効果はあくびと若干のアンチシナジーがあるのは気になった。しかしスカーフ持ちなどを麻痺らせれば爆アドなので悪くはない

バンギラス@こだわりハチマキ

240 (9)

【特性】すなおこし
【性格】いじっぱり
【実数値(努力値)】207(252)-187(124)-140(76)-×-121(4)-88(52) 
【技構成】おいうち/かみくだく/いわなだれ/かわらわり

・調整
 HB:16n-1 無補正カプ・コケコのエレキフィールド下のZワイルドボルト及びサイコフィールド下の控え目カプ・テテフのサイコショックを最高乱数以外耐える
 HD:
控え目カプ・テテフのサイコキネシス確定耐え
 S:12振りブラッキー抜き
 残りA

 相手のフェローチェローブシンキノガッサなど、ウルガモスの全抜きの障害となるポケモンをキャッチして追い打ちで潰すためのポケモン。追い打ちは格闘タイプだけでなくコケコ相手にも有効である
 おいうちを最大限に活用しつつ、物理耐久に努力値を割く余裕がほしかったため、鉢巻きを持たせた。居座られても砂込みで倒すことができる相手も多い
 一致技としておいうちの他にブラッキーへの打点となるかみくだく、ガブリアスを倒すための雪崩を採用。ほとんどおいうちを撃つポケモンなのでこれらはあまり使うことはなかったが、汎用性の確保には重要である
 サイコショック耐え調整を施し、打点であるかわらわりを持つことでテテフ対面で一方をとられる心配もあまりない。かわらわりは壁構築の誤魔化しにもなり便利だった

カプ・テテフ@きあいのタスキ

240 (6)

【特性】サイコメイカー
【性格】ひかえめ
【実数値(努力値)】145-×-95-200(252)-136(4)-147(252) 
【技構成】しぜんのちから/サイコショック/エナジーボール/ちょうはつ

・調整
なし

 先発に投げやすく、後発ではストッパーしても有能なポケモン
 スカーフは意識されてることも多く、ミラーがあまりにも不毛な上、そもそもスカーフはゼブライカが持っているため、使いやすそうな襷にした
 襷にすることで挑発を持たせられるので、ラッキーを主軸に据えた受けサイクル相手には活躍した。こなせる仕事が多く単純に強いという感じであった。まあこのポケモンに関してはそこまで語ることもないだろう
 サイコフィールドとガモスの相性は言わずもがな最高である

選出と立ち回り

 
 基本選出は主にボーマンダ+ウルガモス+その他という感じでした。勝利プランはただひたすらにウルガモスの全抜きです。ウルガモスで舞えるタイミングを作ることを意識した選出をこころがけました。それだけです(気が向けば追記するかも)

最後に


 ウルトラサンムーンでもさかさがあることを祈りましょう。あと、スペレの敵は己でも対戦相手でもなく過疎です。みなさんスペレ潜りましょう